自分が医薬翻訳者になるまで
大学は文系出身、大学卒業後もまったく関係のない仕事をしていた私が、どうやって医薬翻訳者になったのか。その経歴です。
吸収の日々
そこからは嬉しくてたまらない毎日でした。日本文と英訳文を見比べて、正確な翻訳ができているかチェックする仕事です。自分の知らなかった単語、用語をどんどん書きとめ、ノートが1冊、2冊と増えていく状態でした。
そのうち、これなら、自分で英訳できると確信が芽生えました。それほど業界で一般的とされる多くの文章に触れると、おのずと身につくものがあります。
まだ、パソコンを使う人が珍しかった頃でしたが、友人から譲り受けた中古のパソコンで、在宅で仕事を始めました。必要な辞書や資料は、会社にあったものを自分でも購入したり、高価なものなどは、会社に問い合わせたり、必死に、がむしゃらに頑張りました。
時には社長から「こんな苦情が来ました」とお知らせを受けたこともありました。しかし「また、XXさんがいいとクライアントが言っているので、このあいだの続きお願いします」とリピートを受けたときは、本当に喜びで満たされました。